ソウル近郊の都市へ出かける旅

ソウルと近郊都市を結ぶ交通機関は充実しているので、郊外への旅行も便利な韓国。ソウルへ出かけたついでに、少し足を伸ばして郊外の都市で出かけてみませんか？ソウルから１時間程度で行ける加平（カピョン）、水原（スウォン）、仁川（インチョン）への行き方を紹介します！

加平はソウルの北東に位置する都市。ソウルからは少し距離がありますが、交通の便がよいので、旅行者も行きやすい場所です。地下鉄と特急列車などで行くことができますが、特急列車を利用するのが便利。

加平へ行く急行列車はITX。ソウルの龍山（ヨンサン）駅もしくは清涼里（チョンニャンニ）駅から乗車し、加平駅で下車。チケットは現地で購入するか、KORAILサイトで予約できます。

ソウルの地下鉄のうち、京春（キョンチュン）線が加平まで連結しています。出発駅は清涼里駅。ITXよりも時間はかかりますが、料金も安く、車窓を眺めながらのんびりと行くのもおすすめ。

・ 料金：2,150ウォン（交通カード利用時） ・ 所要時間：約１時間

水原はソウルの南に位置する都市。水原からソウルに通勤する人も多く、水原行の交通の便は比較的多いです。中でも特急列車の運行数が一番多く、早く移動できるのでおすすめ。

水原駅へ行く特急列車はセマウル号、ムグンファ号で１時間に４本程度運行。ソウル駅と龍山駅から発着し、チケットはKORAILサイトで予約するか、現地で購入できます。

１号線と水仁・盆唐（スイン・ブンダン）線を利用。１号線は主にソウル駅や龍山駅から乗車、水仁・盆唐線は宣陵（ソルルン）駅や往十里（ワンシムニ）駅などから乗車します。

・ 料金：2,000ウォン（交通カード利用時） ・ 所要時間：約１時間

１号線は水原以外の他の近郊都市へも運行しているため、乗車時には行き先の確認が必須。

広域バスと呼ばれる赤いバスでも、水原へ行くことができます。バスを利用すれば、水原の主要観光地の近くで下車できるのが便利。主な乗車地は蚕室（チャムシル）、江南（カンナム）、舎堂（サダン）。

・ 料金：3,000ウォン ・ 所要時間：約45分

仁川はソウルの西に位置する都市。仁川には空港があり、公共交通機関でのアクセスが比較的便利。仁川のバスターミナルから主な観光地までは非常に遠いため、バスよりは地下鉄の利用がおすすめ。

空港鉄道が仁川とソウルを結ぶ代表的な交通手段ですが、仁川国際空港と仁川の主な観光地が離れているため、地下鉄１号線の利用をおすすめします。

仁川の松島（ソンド）エリアへ行く場合には仁川１号線を利用すると便利！

仁川までは比較的近いため、タクシーでの利用も可能。他の交通機関に比べるとやや高額ですが、目的地までダイレクトに行けるので時間の節約になります。

・ 料金：約５万ウォン（明洞駅＞仁川主要観光地） ・ 所要時間：約１時間