韓国のおすすめ鶏料理８選

揚げるとフライドチキン、蒸し煮にするとチムタク、グツグツ煮込むとタッカンマリ。韓国にはあらゆる調理方法の鶏料理があります。せっかくのソウル旅行、いろいろな鶏料理を味わってみましょう。

一度味わったら誰もが虜になる魅惑の韓国式チキン。調理方法は焼いたり、揚げたり。味付けも甘辛ヤンニョムや醤油、ニンニク、チーズパウダー、ネギたっぷりなどいろいろ。韓国式チキンの相棒のビールと箸休めにぴったりな酢漬け大根も外せません。

タッカンマリは下処理をした鶏を丸ごと一羽じっくり煮込んだ鍋料理。ソウルでのみ食べられている料理で、専門店が連なる東大門（トンデムン）タッカンマリ通りが有名。韓国料理にはめずらしく刺激が控えめで、深いコクとあっさりとした味わいで観光客にも人気。冷えこむ冬には体を温めてくれるありがたいメニューです。

辛いタレに漬け込んだ鶏のむね肉ともも肉をサツマイモや餅（トック）などと鉄板で炒める料理。韓国の地方都市である春川（チュンチョン）の名物料理でもあります。タッカルビの辛さが気になるならチーズを追加するとマイルドなお味に。シメは残った具材にご飯を加て炒めるのがお約束。

タットリタン(닭도리탕)もしくはタッポクムタン(닭볶음탕)と言われる韓国ご家庭料理の定番。味をつけた鶏肉をじゃがいもとお野菜を入れてじっくり煮込みます。やわらかくなった鶏肉と味が染み込んだじゃがいもはご飯に混ぜて食べてもおいしい。ピリ辛味なので酒のアテにもぴったり。

下処理した鶏肉にタレを加えて蒸すように煮た料理。韓国の地方都市である安東（アンドン）が発祥の地で、いまや韓国全土で食べられるまでに広まりました。醤油ベースの甘い味付けが一般的ですが、中にはコチュジャンを加えた辛めのチムタクも。具材のいちばん人気は味がしみた韓国春雨。透明な太麺にはもっちりしていて、ソースが良くしみていてとっても美味しい。具材を食べたら、残ったタレにご飯を入れて最後まで味わってみてください。

ひとくちサイズのフライドチキンと揚げた餅を、ヤンニョムチキンよりも甘味が強い味付けのタレに和えた料理。ぶつ切りサイズが一般的な韓国式チキンと比べて小さめのサイズ感が特徴です。食べやすいので市場や屋台のおやつの定番。本当においしいタッカンジョンは冷めてもおいしいとか。

日本の焼き鳥よりも肉と串のサイズが大きいことが特徴。韓国の屋台の定番メニューで、強火で焼き上げた鶏肉と長ネギの香ばしさがたまりません。味は甘めのテリヤキソースが基本ですが、ピリ辛や激辛ソースまでお店によっていろいろな味があります。

下処理した鶏足(닭발)を辛いタレで和えた料理。韓国料理の中でも特に辛く、スープ状のタレに入った骨付きタッパルと炭火焼きの骨なしタッパルの２通りがあります。韓国焼酎（ソジュ）と相性のよい酒のアテです。激辛なので食べるには勇気が要るかもですが、食べ慣れると病みつきになるとか。ビニール手袋をして自分で作る韓国海苔入りおにぎりは格別。