６月のソウル

日の出から日の入りまでの時間がもっとも長い日、夏至（げし：今年の夏至は6月21日）。ソウルの６月は午後８時ごろまで明るく、お天気も過ごしやすいのでアウトドアを楽しむにも最適な時期です。 蒸し暑くなる前にぜひ行ってもらいたい、お天気を満喫できるスポットをピックアップしました。漢江ピクニック、散歩コース、綺麗な夜景が見られるルーフトップカフェまで、ソウルの初夏をお楽しみください。

昼間は少し暑い、夕方になると涼しい風が吹く６月。そろそろ日差しが強くなるので、日傘を用意しても良いかも。日焼け止めも忘れないでください。

平年気温 ➡️ 18℃ / 27℃ 平年降水量 ➡️ 328mm / 10日

‣ 薄い長袖＋半パン ‣ 半袖のニット＋長いジーンズ ‣ Tシャツ + スカート

天気の良い休日にはピクニックに行って、のびのびとした時間を過ごしてみませんか？ソウルのピクニック定番からあまり知られていない穴場まで、屋外タイムにぴったりなおすすめのスポットをご紹介します。

最近、漢江（ハンガン）公園よりも人気のあるピクニックスポット、ノドル島（노들섬、ノドゥルソム)。汝矣島の63タワーやNソウルタワーが見られる、漢江のど真ん中に浮かぶ絶好のビュースポットです。緑豊かな風景と幻想的な夕日を眺めることができて、週末はソウル市民の憩いの場所として親しまれています。

地下鉄７号線「ジャヤン駅」から徒歩２分とアクセス抜群の漢江公園。自転車のレンタルもできるので、自転車で漢江を一周してみるのもいいです。人気のソンスエリアからも近く、漢江を渡ればファッションとブランドショップの聖地チョンダムとも繋がるのでまた違った雰囲気が楽しめます。

ギネスに世界一長い噴水橋として登録されている盤浦大橋。４月から９月にかけて、夜になると橋の両側からは噴水タイムが始まります。（風向きによって噴水の方向が変わリマス）この盤浦大橋、実は二階建てになっておりまして、下は潜水橋という名前通り、台風や梅雨で漢江の水位が上がると浸水することも。車道と歩道に分かれており、週末と祝日は道路を封鎖して屋台が並ぶ祭りムードになります。

軽い散歩に最適な６月。車も電車も便利ですが、ゆっくりと歩くスピードでしか見えない風景がありますよね。自分のスピードで散歩するといつもの街がその隠していた優しい顔を見せてくれます。散歩にいいソウルのスポットをピックアップしました。

ソウルの演劇の街・大学路（テハンノ）から近い丘の上にある公園です。ソウルの城郭が残り、東大門やNソウルタワーが見えるので夜景が特に綺麗です。ドラマや映画で城郭とNソウルタワー・東大門が一緒に出るシーンがあったらココと思ってもいいほど。地下鉄４号線恵化（ヘファ）駅からも行けますが、もう一駅先の東大門駅からスタートした方が下り道なので歩きやすいです。

南山ドゥレギルは、上り坂と下り坂が続く7.5kmの散歩道です。 急な坂道がなく緩やかなので、歩きやすい散歩道として有名です。車や自転車の通行が禁止されている北側循環路を利用すれば、よりゆっくり散歩を楽しむことができます。

光化門（クァンファムン）から東大門にかけてソウルを横切るように流れている小河、清渓川。ソウル市民の休憩の場所としても、カップルのデートコースとしても人気のスポットです。

日が沈む頃、屋上テラスで一杯のワインはいかがですか？美しい夕日と夜景を眺めながら美味しい料理まで楽しめる屋上レストランやカフェをご紹介します。

ミシュランガイドに登録されているお店なので、味は言うまでもありません。 広々としたスペースで南山タワーを眺めながら自家製生麺のパスタを楽しめます。テラス席を予約するのがおすすめ。

アーバンクリフという店名の通り、都心のど真ん中の丘の上にあり、1階はカフェ、2階はバー、3階は屋上テラスとして営業しています。

ブラックピンクのメンバーであるロゼが訪れたことで有名になった城北洞の屋上レストラン。南山と城郭が一望できる素晴らしい景色が印象的です。

2024年4月オープン！景福宮駅近くの大型屋上ベーカリーカフェ。ソウル市内とNソウルタワーを見下ろす広い空間でゆったりとした時間を過ごすことができます。

解放村でNソウルタワーを一番近くで見ることができるカフェ。コーヒーやソフトドリンクメニューに加え、ビール、ハイボール、そして話題の自家製スコーンまで楽しむことができます。

4階建てのビーガンベーカリーカフェで、広い屋外テラス席があり、天気の良い6月にぴったり。空を飛んでいるような写真が撮れるフォトスポットが人気です。

広々としたテラススペースの向こうに見えるNソウルタワーと解放村ビューが美しい場所。日没の時間帯に訪れると、ピンク色の空に出会えます。

今日は丸一日スケジュールが空いている！って時にぴったりの、ソウルを１日でまわるオススメコースをご紹介します。お好みのモデルコースをどうぞ。

まず、ソウルに来たら絶対食べたい「ソムンナン聖水カムジャタン」で腹ごしらえをしたら、「アモーレ聖水」で様々な化粧品を体験してみましょう。ソンス（聖水）は様々なポップアップの天国。色々気になるお店をまわったら屋上カフェ「LOOOP」で甘いデザートと一休み。話題のフォトゾーンで写真を撮るのもお忘れなく。トゥクソム漢江公園に移動してソウル国際庭園博覧会の常設展示を　　見物し、美しい夕日を眺めながら漢江公園にてピクニックを楽しみましょう。

遅めの朝食はミシュランの名店「光化門クッパ」がオススメ。しっかり腹ごしらえをした後歯、ヨモギのデザート専門店「Sooks Chocopie」でチョコパイをお持ち帰り。清渓川に到着したらのんびりと散歩し「本を読む清渓川」に参加して野外読書を楽しみましょう。ヨモギパイをおやつにしてもよし。様々なお店が立ち並ぶ鍾路（チョンノ）通りに移動して雑貨屋さんを見たら、静かな雰囲気の駱山(ナクサン)公園まで歩き、美しい夕日を鑑賞しましょう。夕食は城北洞が一望できるルーフトップレストラン「文化食堂」で、美しい景色と共に優雅なディナータイム。

TRIPLE Koreaのエディターが厳選した６月に行ってもらいたいソウルのスポット。自然の中でアートな感受性を満たし、いつもよりゆっくりとした一日を過ごしたい方に、オススメします💜