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済州島でレンタカーを利用しよう

出典 shutterstock.com
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済州島には電車がなく、公共交通機関はバスとタクシーのみ。島内の移動にはレンタカーが便利です。レンタカーの予約方法から済州島で運転するにあたっての注意点、レンタカー利用方法まで詳しく紹介します。
STEP1
レンタカーを利用する前に
▶ レンタカーの利用条件
韓国の一般的なレンタカーの利用条件は「満21歳以上、免許取得後1年以上」です。しかし、自車保険(日本の車両保険に該当)に加入する場合は「満23歳以上、免許取得後2年以上」となり、SUV車や外車の場合は「満26歳以上、免許取得後1年以上」となります。レンタル条件は会社によっても異なるのでホームページで確認を。
▶ 自動車保険の種類
レンタカーは基本的に総合保険に加入となります。ただし、済州島での運転に慣れていない、あるいは電気自動車の場合は修理費が高くつくなどのことから、車両修理費の補償のある自車保険を追加で申請することをおすすめします。
保険別の保障内容
・ 基本総合保険:対物補償は無制限、対人補償は2,000万ウォン、自損補償は1,500万ウォン。運転者過失による事故は全額顧客負担 ・ 一般自車保険:補償限度額まで免責金額に該当する金額のみ(補償限度超過時は顧客負担) ・ 完全自車保険:補償限度額まで免責金額なし(補償限度超過時は顧客負担)
▶ LPG車と電気自動車
ガソリンに比べ燃料費が安いため、済州島のレンタカーはLPG車と電気自動車がほとんどです。
STEP2
レンタカー会社を比較
済州島ではレンタカー利用が必須なだけに会社も数多くあります。会社ごとに特徴とメリットとデメリットがあるため、細かいチェックは必須!トリプルで予約する場合は専用特典もお見逃しなく。
STEP3
レンタカーを予約
▶ 事前予約する方法
インターネットや電話でレンタカーの予約ができます。済州島にあるレンタカー会社は約130社。自分好みの車両やレンタル条件に合わせて比較を。
▶ 事前予約なしに利用する方法
済州国際空港でレンタル可能。空港1階の2番ゲートの横にレンタカー会社が集まっているほか、5番ゲートを出て右側にもレンタカー総合案内センターがあります。ただし、ホームページで予約するよりも割高で手続きの時間がかかる上、最悪の場合は当日レンタルができないこともあります。
STEP4
レンタカーの利用開始
済州国際空港の5番ゲートを出るとレンタカー会社行きのシャトルバスの表示があります。事前予約をしている場合は運転免許証を提示し、利用についての説明を受けた後に車の受け渡しがあります。乗車前には車体のキズなどを確認。保険外のホイールとタイヤは必ず写真に残しておくこと。カーナビやバックカメラの作動確認もお忘れなく。
知っておくと便利!
レンタカーを返却するとき、ガソリンは利用前と同じ状態にしておかなければなりません。出発前にメーターを撮影しておくのをおすすめします。
短距離運転だけの場合は?
レンタカーは24時間以上からレンタル可能な場合がほとんどであるため、短距離のみの利用は非効率的。短距離の利用ならSOCARやGreencarのような韓国のカーシェアリングサービスを利用がおすすめです。アプリを利用すれば簡単に予約ができ、現在地からいちばん近い車を探し出してくれます。10分単位で利用可能なので、必要な時間だけ利用できます。
済州島での運転で知っておくと便利な6つのこと
1️⃣ カーブに注意
曲がりくねった細い道が多い済州島。突然対向車が現れる場合もあるので、必ず法定速度を守って運転すること。漢拏山(ハルラサン)の近くにある5.16道路と1100道路は道が険しいことで有名な山岳道路なので特に注意。
2️⃣ ロータリーが多い
ロータリーが多い済州島。信号がないため、事故の危険が高く注意が必要です。互いに譲り合いながら運転し、進行方向へウインカーをつけることも忘れずに。
3️⃣ 夜間の運転に注意
済州島は街灯がないところが多いため夜間の運転には注意が必要。ヘッドライトだけでは視野が狭くなりがちです。人の行き来があるエリアや小さな道では徐行運転を。
4️⃣ 冬はタイヤチェーンが必須
冬には雪が多い済州島。坂道も多いのでタイヤチェーンは必須です。タイヤチェーンは有料オプションになっている場合があるので、予約時に必ず確認を。タイヤチェーンのような消耗品は自車保険の適用外です。
5️⃣ 牛島には入島制限があるので注意
牛島(ウド)にはレンタカーの入島制限があります。ただし、妊婦、満65歳以上のシニア、1~3級障がい者、満6歳未満の乳幼児が同乗するの場合、あるいは牛島に1泊以上する場合はレンタカーでの入島が許可されます。万が一レンタカーを搬入できない場合は、牛島内のレンタカー会社を利用すればOK。電気自動車がレンタルでき、料金は1時間当たり2万ウォンほどです。
6️⃣ 離島は保険適用外
済州島には自車保険に加入していても保険適用外のエリアがあります。牛島や馬羅島(マラド)のように船に乗って移動する離島では事故が起きた場合は、保険が適用されません。また、公道でないエリア、浜辺、浸水地域で起きた事故はすべて運転者の不注意とみなされ保険が適用されません。
レンタカーの給油方法
LPG車
LPG車の場合はセルフ給油所がなく、ガソリンスタンドでスタッフに給油してもらうことになります。済州島のガソリンスタンドにはスタッフが常駐しているのでご心配なく。
電気自動車
済州島は韓国でいちばん電気自動車の利用率が高い地域です。そのため、島内各所に充電スタンドがあります。価格は1回あたり3,000ウォン。レンタル時に充電する分の料金を先払いするのが一般的。先払い時に渡される会員カードを利用すれば、どの充電スタンドでもキャッシュレスで充電できます。充電のタイプは普通と急速の2種類。急速充電は観光スポットや官公庁の充電スタンドにあり、完了まで約1時間。普通充電の充電スタンドは宿泊施設に設置されていることが多く、完了まで約6時間。
もし事故が起こったら
もし事故が起きてしまったら、まず怪我人がいないか確認すること。怪我人がいる場合はすぐに119番(救急車)に通報を。その後、レンタカー会社に連絡して事故の状況を知らせます。事故現場と事故車両は撮影しておくことをおすすめします。また、相手の車のナンバーや連絡先などの確認も忘れずに。もし体に異常を感じたらすぐに病院へ。
こんな場合、返金される?
‣ 飛行機の欠航:欠航証明書をカスタマーセンターに提出すれば、ほとんどの場合全額返金されます。一部キャンセルの場合は、すべての予約をキャンセルした後に新規として再予約することも。詳細はレンタル会社に確認することをおすすめします。 ‣ 飛行機の遅延:事前連絡すればキャンセルできる場合もありますが、突然の遅延は全額返金が難しいことも。レンタルの開始時間が遅れた分だけレンタル時間を延長してくれる会社もあります。 ‣ コロナに感染し隔離が必要:新型コロナウイルスに感染した場合は、韓国の保健所が発行する隔離通知書を提出すればほとんどの場合全額返金となります。
上記の情報はレンタル会社によって条件が異なります。
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