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ソウル古宮ツアー:第4弾 徳寿宮

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出典 shutterstock.com
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過去と現代が共存している魅力的な街、ソウル。建ち並ぶ高層ビル群の間に古宮が溶け込み、独特な雰囲気を放っています。多事多難な歴史と共にあった徳寿宮(トクスグン)でかつての王宮を旅してみてください。
東洋と西洋の建築様式が調和
徳寿宮
大韓帝国(1897~1910年)の王宮として知られる徳寿宮は、もともと王族の個人邸宅でした。文禄・慶長の役の当時、朝鮮王朝第14代王の宣祖(ソンジョ)が漢陽(ハニャン、現在のソウル)に戻り、臨時の住まいとして使用したことから王宮となりました。徳寿宮が王宮の形式を整えたのは1897年。ロシア公使館に避難していた第26代王の高宗(コジョン)がここに住まいを移し、大韓帝国の成立を宣布しました。 中和殿(チュンファジョン)、咸寧殿(ハムニョンジョン)、静観軒(チョンガンホン)、石造殿(ソクジョジョン)は高宗の時代に建てられました。大韓帝国の時代に西洋式の建物と共に建てられたことが特徴。伝統の韓屋と近代的な建築物が共存しており、朝鮮古宮の中でも最も特徴的な風景を見られる場所です。
広い古宮内の巡り方!
おすすめ観覧ルート
大漢門 ⇢ 中和門 ⇢ 中和殿 ⇢ 国立現代美術館 ⇢ 石造殿 ⇢ 浚眀堂と卽阼堂 ⇢ 昔御堂 ⇢ 静観軒 ⇢ 咸寧殿 ⇢ 光明門 ・ 予想所要時間:1時間30分
絶対に見る価値あり!
徳寿宮内の主なスポット
風情ある宮殿を背景に
徳寿宮のおすすめフォトスポット
徳寿宮で過ごす特別な時間
徳寿宮を100%満喫
大漢門守門将交代式 - 過去へのタイムトラベル
かつての守門将の交代儀式を再現した伝統文化行事。正門である大漢門から始まります。決まった時間になると吹打隊(チィタデ)の演奏に合わせて伝統衣装に身を包み、武器を持った守門軍が行進します。実際の朝鮮時代の資料を元に当時の姿を再現。交代式を終えた守門軍は崇礼門(スンネムン)まで巡邏(見回り)に行きます。
基本情報
・ 運営時間:11:00、14:00 ・ 位置:大漢門
知っておくと便利!
大韓帝国の正門としての威厳を再現しようと大漢門の月台(ウォルデ)再現工事が行われています。工事期間中、守門将交代式は火曜から日曜までの毎日2回(11:00、14:00)に縮小されます。
徳寿宮夜間観覧 - 1年を通して見学できる
月の光のもと古宮に灯りが点る情緒ある姿を見られる古宮夜間観覧。シーズンになれば予約開始と同時に完売するほどの人気。徳寿宮だけは一年365日夜も見学可能で、いつでも旅行者を迎え入れてくれます。予約も必要なく通常の入場券で利用でき、いつでも夜の徳寿宮を見学できます。
基本情報
・ 運営時間:09:00 - 21:00(20:00 最終入場) ・ 入場料:1,000ウォン
石造殿 - かつての皇室の生活を再現
徳寿宮内にある近代的な石造の建物。現在は大韓帝国歴史館として使用され、内部見学もOK。過去の資料を元に居室、寝室、食堂、接見室など当時の姿をそのまま復元しています。地下はいつでも入場できますが、1階と2階の見学には現地予約が必要です。
基本情報
・ 英語解説:11:50、14:50(1日2回) ・ 申請場所:石造殿 大韓帝国歴史館 案内デスク ・ 申請時、身分証提示(パスポート、外国人登録証) ・1回あたり最大20名、先着順、現地予約
重明殿 - 大韓帝国の歴史を学ぶ場
石造殿と共に建てられた西洋式の皇室図書館。1904年の徳寿宮大火災以降、高宗の住まいとして使用されていました。1905年第二次日韓協約が締結され、大韓帝国が事実上、日本の保護国となった悲運の歴史の場でもあります。現在は内部に展示室を設けた博物館となっています。もともとは徳寿宮内にありましたが、日本の植民地時代に徳寿宮が分離縮小されてしまったため、離れた場所にあります。徳寿宮からはすぐ近くに位置するため、一緒に訪れるのもおすすめ。
宮中文化を伝えるお祭り
毎年5月に開かれる韓国内で最大規模の伝統文化祭り。徳寿宮、景福宮(キョンボックン)、昌徳宮(チャンドックン)、昌慶宮(チャンギョングン)、慶熙宮(キョンヒグン)のソウル五大古宮と宗廟(チョンミョ)、社稷壇(サジクダン)で開催されます。展示、演奏会、伝統儀式などここでしか体験できないさまざまなプログラムがあります。5月は子どもの日もあり、関連イベントも豊富なので、家族旅行にもおすすめ。
基本情報
・ 時期:毎年5月(年により変動あり) ・ 場所:ソウル五大古宮、宗廟、社稷壇
知らなきゃ損!
訪問前に知っておくと便利
✓ 毎週月曜日は休み ✓ 満6歳以下、満65歳以上は入場無料 ✓ 毎月最終水曜日は入場無料 ✓ 韓服を着ていくと入場無料 ✓ 入場券を購入しなくても交通カード支払いで入場OK
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