賢い旅行者のためのお金の事

現金に両替した方がいい？それともクレジットカード？海外旅行となると、どれが一番お得な支払い方法なのか、迷いますよね。特に円安が長引いている最近では少しでもレートのいい方法を知りたいもの。韓国旅行のお金のことをまとめてみますた。

韓国旅行を計画中なら、どう両替した方がコスパが良いか考えるでしょう。日本でウォンに両替するか、アメリカドルに両替してからに行くか、それとも日本円を持って行って現地で両替するか、悩むところ。 日本円をアメリカドルに両替して、韓国ウォンにまた替えるのは二重に手数料がかかるのでやめましょう。 日本円を韓国ウォンに両替するなら、 ①日本の一般銀行 ②日本の空港にある銀行や両替所 ③韓国の空港にある銀行や両替所 ④韓国の市内の銀行 ⑤韓国の市内にある両替所 などが考えられます。 結論から言いますと、現金は日本円で持って韓国に行き、現地の公認両替所で両替するのが一番レートが良いです。場所にもよりますが、明洞にある公認両替所が一番レートが良く、市内の銀行、空港、ホテルの順に悪くなるのが一般的。同じ銀行でも、空港にあるのと市内にあるのはレートが違いますので、できれば空港は避けた方が良いです。 空港から市内までの交通便をすでに予約しているなら、市内に移動して、ホテルの近くにある両替所を利用する事をお勧めします。でも、ウォンを全く持たずに行くのは不安という方は、必要最低限の金額だけ韓国の空港にある両替所を利用すると良いでしょう。

現金をあまり持ち歩かず、クレジットカードの利用（韓国のクレジットカード利用率は７０％以上。ちなみに日本は３０％程度）や各種Payが発達した韓国。街中にあるほとんどの店舗がキャッシュレス決済に対応しており、韓国を旅行する際はクレジットカードが活躍します。現地通貨への両替も必要ないので、支払いもスムーズです。 韓国では、伝統市場や屋台など一部の例外を除いては、お店はもちろん、観光地の入場料、タクシーまでクレジットカードが利用できて、コンビニの1,000ウォン以下の買い物など少額でもカード決済が一般的。VISA、MASTER、JCB、AMEXなど海外で利用できるカードを2枚以上用意しておくと安心。 決済の時に、日本円にするか韓国ウォンにするか聞かれる場合がありますが、韓国だけではく、海外でカード決済をする場合は、基本「現地通貨」にした方が良いです。海外でのカード決済は、＜①現地の通貨で決済➡️②アメリカドルに換算してVISAやMASTERなど国際カード会社に請求➡️③日本のカード会社が日本円に換算し、使用者に請求＞のプロセスになります。もし、海外で日本円決済にすると、①の段階にもう一回日本円に換算する過程が追加され、結果的に手数料が高くつく場合があるのです。決済は「現地の通貨」、つまり韓国ウォンにしておいてくださいね。

最近、韓国旅行での決済手段として話題になっているのが、「WOWPASS（ワウパス）」。日本円を持っていき、韓国の街中にある自動両替機にてウォンにチャージする形のプリペイドカードなのです。 使い方はクレジットカードと全く同じなのに、T-money交通カードの機能も付いていてさらに便利。WOWPASSのアプリをダウンロードすれば、チャージ金額と残額がKRWとJPYで両方確認できるのも嬉しいポイント。日本のデビットカードと同じく、商品の金額以外は手数料が発生しないので、少額の決済もOKです。 クレジットカードを使う時の個人情報漏れなどが心配になる方でも、安心して使えます。事前に申し込み、韓国の空港についてから受取可能、主要観光地の駅などに自動両替機が設置してあるので簡単にチャージ出来ます。